[PR]当たる!無料占いで運命鑑定:プロの占い師による本格運命鑑定が無料で

 

 

こちらは「邦画レビュー」のpage2です。
page1は→
 page3は→ page4は→
page5は→ page6は→
新旧入り混じった構成になっています。好きなシーンをボールペンでイラストにしてみました。
イラストをクリックすると少し大きなものがご覧頂けます。
文中、敬称は略させて頂いてます。よろしくご了承ください。
 


「女学生の友」監督◇篠原哲雄
 社会からも家庭からも、もういらないと言われたも同然の65才の「老人」
 と女子高生のグループの中にいながらも浮いている少女。どちらもが持つ
 「孤独感」や「疎外感」が二人を奇妙に結び付ける。静かに時間が流れる
 中で、後に躍動し始めるが演出はそれ以上の事を求めず、又静かに時間が
 過ぎる。生きていく事は、こうして何も起こらずに時を刻む事だと言うよ
 うに。まだ動けるのに、社会から家庭から男からリタイアを強要される山
 崎努が素晴らしいのは言うまでもないが、前田亜希の孤独感を感じる演技
 は大きい。存在そのものが孤独。彼女に惹かれるのは、その何か言いたげ
 な表情だ。類型的な女子高生の描き方がそこにいる事の疎外感を演出する。


「仮面ライダー龍騎 劇場版」監督◇田崎竜太
 この劇場版(ディレクターズカット)は制作者が本来描きたかった「龍騎」
 の世界だと思う。ただ、これをテレビで子供向けに流す訳にはいかない。
 そこで「エピソード・ファイナル」として映画を作った。つまり別な結末
 なのだ。テレビシリーズのラストのヒントにはなり得るが、決して唯一の
 結末ではない。何故ミラーワールドが存在し、何故ライダー同士が闘い、
 最後の一人になる必要があるのか。その答えがある。しかし、その答えを
 ヒロインである神崎優衣が自らの手で否定する。それは決して子供相手に
 許される選択ではない。しかしドラマを考えると、それ以上の選択もない
 のが事実であり、制作陣の「本当はこの結末!」という気持ちが伝わる。


「しあわせ色写真館」作◇綾瀬麦彦・◇仲間由紀恵
 映画ではなくドラマなのだが。20分弱の物語が4話。舞台は岐阜郡上八幡
 の古い写真館。そこで、七五三で撮った家族写真を捜しながら夏休みの間
 アルバイトをする高3の少女が仲間由紀恵。17歳。ドラマ初主演だったそ
 うだ。ふっくらとした顔立ちでセリフはまだ拙いが、素敵な表情を見せる
 所はさすがである。「写真」を通して家族を描いているが、決して大上段
 に構えるのではなく、実にさらりと人生っていいよと説いている。写真館
 の主人である老婦人(失礼か)丹阿弥谷津子さんが暖かくてしあわせな気
 持ちになれる。少年の通過儀礼である橋からの飛び込みはニュース映像等
 でも見るがそれにちなんだ話もある。特典で昨年出演のスタパでのが2分!


「17歳 旅立ちのふたり」監督◇澤井信一郎
 そつなくまとめている。さすがは古くは松田聖子の「野菊の墓」、薬師丸
 ひろ子の「wの悲劇」に代表されるアイドル映画の大家である澤井監督の
 作品だ。微妙な味付けで「モー娘。」映画から半歩踏み出している。施設
 に預けられた後、里親の元で育った少女が石川。男に依存する母の手一つ
 で育てられ、少しすねた少女が藤本。それに加えて子役の男の子と皆が学
 芸会的なのだが、里親の塩見三省、渡辺えり子がきっちり映画にしてくれ
 てる。福祉の職員の女性が凄くリアル(いい印象で)。役柄としては藤本
 がおいしいと言えるが、石川だって負けてはいないのだった。この境遇で
 あっても(いや、だからか)しっかり「チャーミー」しているのだから。


「YRICK(ヤリック)セクハラUFOの来襲監督◇宇田川大吾
 売れない貧乳のマジシャン、山田オナコはある日「どすんと来い、超常現
 象」の著者の物理学者、上田遅漏に強引に新興宗教「大宇宙真理教団」に
 ついて調べられるよう言われる。。。あれ?決して誤字ではありません。
 これは、あの有名な作品を堂々とパクった、いやパロったものなんです。
 だから、声だけで大家さんは出て来るし、ヅラ疑惑の刑事と金髪刑事、果
 ては初っぱなのショボイ劇画や、小ネタまで。その時の擬音までもが。何
 故そこまで可能だったか。実はこれはお気付きの通り「大人向け」の映画
 だからです。だからか、いきなり「阿部ぴろち」を「阿部ちゃんの出る幕
 じゃないっつーの!」と言って上田が殺しちゃいます。微妙に笑える映画。


「修羅雪姫 怨み恋歌(続編)」監督◇藤田敏八◇梶芽衣子
 オリジナル第1作で、私怨による復讐を遂げた雪は逃亡の果てに捕らえら
 れ死刑判決を受ける。移送中に謎の集団に助けられた雪は代価として、国
 にとって邪魔な人物の暗殺を命じられる。一度は引き受けたものの、潜入
 して初めて気付く。本当の悪が誰なのか。日本劇画によくある展開をその
 まま鮮やかな血糊と共に表現している。現在では考えられない程の差別発
 言が逆に小気味いい。狂気とも思える非道さを見せる国家の一部たち。し
 かし実はぎりぎりこれに近い事をして来た事も歴史的事実だったりする。
 そんな政治的意味合いは一切封印したまま、雪の仕込み刀は悪を斬る。美
 しい喪服姿で。梶芽衣子に惚れてしまったタランティーノの気持ちが分る。


「修羅雪姫(リメイク)」監督◇佐藤信介◇釈由美子
 釈由美子主演でリメイクされた本作は、近未来の架空の国での物語に設定
 が変わっている。暗殺者集団と化した一族の後継者たる姫。しかし母を殺
 したのが一族である事を知り、抜ける。そして命を狙われる。つまり「カ
 ムイ外伝」なのだ。原作は一切無視し、新たな物語を造り出している。が
 評価できる作品に出来上がったのは、アクション監督に香港の「ドニー・
 イェン」を起用し、まだグラビアアイドルにすぎなかった釈に生身のアク
 ションをさせてスピーディな画面を生んだ事だ。実際に頭を打ち意識朦朧
 となりながらも撮影を続け、指を骨折しながら言いもしないプロ根性を釈
 に植え付けた事で颯爽とした映画になった。ただ完結はしていないのだが。


「修羅雪姫(オリジナル)」監督◇藤田敏八◇梶芽衣子
 皮肉な事に、この映画が再びクローズアップされたのは釈由美子主演でリ
 メイクされた事ではなく、タランティーノの「キル・ビル」が「修羅雪姫」
 の影響を受けたと公言した事である。おかげでDVDにもなり、こうして見
 る事が出来たのだ。「キル・ビル」自体をまだ見ていないので現段階で両
 作を比較する事は出来ないが、雑誌などに載っているスチールを見る限り
 かなりこの「修羅雪」が色濃い。料亭での対決シーン(それも着物で)が
 それだ。金と欲の為に父と兄を殺され、母が怨みを晴らす為にだけに監獄
 で世に産み落とした「雪」。修羅の道に生きる事のみが自らの存在意義。
 堂々たるフィクションがこの映画に力を与えている。血糊が鮮やかな赤。


「ロボコン」監督◇古厩智之
 やる気のない呆けた顔の長澤まさみの顔から映画は始る。そしてこの笑顔
 になるまでの物語。高専の居残りを逃れる為に入ったへっぽこ「第2ロボ
 ト部」。そこで「ロボコン」に出ろと。円筒形の台に箱を乗せる、いわゆ
 る陣取り合戦を自作のロボットでする競技。噛み合わない部員達がやがて
 力を合わせて、という展開だが、そこに敢えて熱さを持って来ない。ぬる
 〜いのだ。ビンタする。蹴飛ばす。しかし熱くない。そのぬるさが実はリ
 アルな気持ちとして伝わって来る。実際にロボットを操縦する長澤まさみ
 が素晴らしいのはそのリアルさなのだ。トラブルで手を貸そうとしたライ
 バルに断る。トラブルから独創性が生まれ、やがてアシモにアトムになる。


「AKIRA」監督◇大友克洋
 「童夢」で超能力を持った老人と少女との闘いを、見た事もない圧倒的な
 筆致で表現した大友克洋。次に持って来たのがこの「アキラ」だ。その完
 結を待たずに映画化されたのが本作。1988年公開。実に16年も前の事。
 まだまだ手描き感が残るが、それこそ(ポスターカラーでの着色した感じ)
 が大友克洋の色合いだ。テレビアニメの黎明期の傑作「鉄人28号」をもじ
 ったネーミングが主要人物。この作品もまたハリウッドに多くの影響を残
 した。「マトリックス」シリーズ。又「A.I」の都市に向かうシーンにその
 影響があると個人的に思う。鉄雄の変身。アキラの覚醒。一つの塊から膨
 張する、まるで宇宙の始まりかのような大きな光の映像に飲み込まれる。


「はつ恋」監督◇篠原哲雄
 検査入院した母が一時帰宅し、「悪性腫瘍」だと告白する。再び入院した
 母の荷物の中のオルゴール。小さな引き出しの中には切手が貼られても出
 されなかった1通の手紙が。その初恋の相手を捜し出した娘、聡夏(田中
 麗奈)は余りにも汚くなった藤木(真田広之)に驚きつつも、母との再会
 をさせる為に彼を磨きはじめる。とても切ない切ない物語だが、それに終
 わらせなかったのは田中麗奈の明るさだ。日常会話のさり気なさが上手い。
 初恋は実らなかったけれど、その後に訪れた穏やかな愛情。頼りない父の
 平田満。いい味を出すタクシーの運転手、雪松を演じた佐藤允。そして母
 の原田美枝子が素晴らしく、本当の主役はこの「願い桜」だったりする。


「金髪の草原」監督◇犬童一心
 ある朝、目覚めた二十歳の青年はベッドから起きようとして転げ落ちる。
 思うように動かない身体を引き摺るよう降りた1階の部屋には家族が誰も
 いない。何故なら彼、日暮里歩は80才の老人だったからだ。若い頃に心臓
 を患い、記憶を無くしつつある時に綴った「記憶年表」にはほとんど何も
 起こらない日々を過ごし、ただ「心臓止まらず」の年を重ねて来たのだ。
 そしてある朝から彼は二十歳以降の記憶を無くし、自分を二十歳だと思い
 込む。そこに現れたのがいつも恋いこがれていたマドンナだった。少女は
 なりす。一人暮らしの老人の介護に訪れたヘルパーなのだった。池脇千鶴
 の優しい、ころころとした柔らかい声が魅力的。毒舌のともみが可愛い。


「GO」監督◇行定勲 脚本/宮藤官九郎
 二つの言葉がこの映画の全てを表現する。小学生の息子にボクシングを教
 える時に父親が言った言葉。「左の拳を突き出せ。ぐるっと回った周りが
 お前の世界だ。そこにいれば安全に暮らしていける」「だっせー!」と息
 子が答える。民族学校でただひとり尊敬する友人が貸してくれたシェイク
 スピア「ロミオとジュリエット」の中の「名前って何?バラと呼んでいる
 花を、別の名前にしてみても美しい香りはそのまま」という一節。それで
 も世の中は「バラはバラ」でなければいけないのだ。その境を自らの拳で
 突き破り、外にいる強敵と闘う決意をするのだ。「広い世の中」を見る為
 に。山崎努、大竹しのぶ、窪塚洋介、柴崎コウ。全ての役者が素晴らしい。


「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」監督◇押井守
 現在公開中の「イノセンス」に繋がる物語である。1995年公開作。そし
 て、あの「マトリックス」に多大な影響を与えた、というより元ネタと言
 ってもいいアニメだ。ビデオになってすぐ見たが正直言って何も分らない
 ままだった。「マトリックス」の方が遥かに単純とも言える。余りにも先
 進的だったのだ。おまけに日本語のセリフが聞き取りにくい上に言葉が難
 解。DVDを見直しても未だに意味が分らない部分もあって、日本語字幕も
 付けてみる。すると耳と脳とでようやく理解できる。命でもなく魂でもな
 い「ゴースト」という表現が面白い。それが人の根幹にあるもので、そこ
 から魂や命があり、殻(肉体もしくは義体)がある。そんな世界になるか。


「ピンポン PINGPONG監督◇曽利文彦 脚本/宮藤官九郎
 スポーツ映画はそれだけでかっこいい。かっこよくなければいけないのだ。
 そういう意味でこの映画は成功している。ライバルとの闘い。挫折。友情
 を越えた闘い。ただ卓球をする。試合をする。単純で深い。オーバー演技
 の窪塚がヒーローらしくて良い。ARATAがかっこいい。大倉孝二のアクマ
 が凄く良い。中村獅童のドラゴンが鬼気迫って良い。イラストはドラゴン
 の瞳に映ったペコ。痛みも悩みもふっきってヒーローとして見参する。だ
 から左利きではない。これが最大のクライマックスで、決勝のARATA演じ
 るスマイルとの闘いはさらりと流される。脇の竹中直人は変わらずくどい。
 卓球場のオババの夏木マリは竹中直人に一直線な感じがするがどうだろう。


「仮面ライダーアギトPROJECTG4」監督◇田崎竜太
 仮面ライダーシリーズ30周年で映画化された平成仮面ライダー第2弾の
 「仮面ライダーアギト」。平成版は大人の鑑賞に耐えうる作品を目指して
 いるらしい。劇場版ではその傾向がなお顕著になる。この主役は実は「ア
 ギト」ではなくG3-Xを装着する氷川誠(要潤)と、禁断のシステムG-4
 の装着員、水城(唐戸亮)との闘いである。生きる為に闘う氷川と死を背
 負った水城。その闘う姿勢が本作のテーマでもある。予知能力を持つ少女
 真魚(秋山莉奈)が捕われてG-4システムに利用される(敵の次の行動を
 予知する究極のシステム)シーンでの黒のボディスーツに被虐美を感じて
 しまうのは大人すぎ?エンディングの歌は基本的なヒーローソングがいい。


「天空の城 ラピュタ」監督◇宮崎駿
 1986年公開。もう18年たつとは思えない完成度を誇る宮崎アニメの最高
 傑作!血湧き肉踊る、かつての東映長篇アニメーションを継承する冒険活
 劇。空から少女が降って来るというどきどきするシチュエーション。宮崎
 アニメで好きなのは浮遊感とモノの重さ。飛行石の輝きが消えた時の重さ
 の表現など。シータを救いに来たパズーの、このシーンが一番好きだ。後
 ラピュタに降り立ち、シータが身体を結わいていたロープをほどく時に邪
 魔な三つ編みをうしろにやるシーン。ムダとも思える描写で少女っぽい行
 動を表現する。配役が素晴らしい。ドーラの初井言榮、ポムじぃの常田富
 士男。そしてムスカの寺田農。「ジブリ美術館」でロボット兵を見たい。


「呪怨2」監督◇清水崇 ◇酒井法子
 公開時には「1」より恐くないという評判だったが、いや十分恐いです。
 「1」はもうとにかく恐いシーンばかりがこれでもか〜ってぐらいに続い
 ていたのが、今回はやや静か。それでも確実にさりげな〜く・いるんです。
 俊雄くんが。イラストのシーンと、病院でのタッチシーンが最悪に恐い。
 もう心臓がどきどきして。今回、元気な時の俊雄くんも見られます。そし
 て「白い」俊雄くんの声(猫のミャ〜!ではない)も聞けます。一日経っ
 て、なんだかとても可哀想に思えた。寂しい。時間軸は相変わらずいじっ
 てあるので、特に酒井法子の話は十分注意が必要だと思います。ラストの
 展開は残念ながらどこかの映画(思い出せないが)で見たような記憶が。


「LOVE SONG」監督◇佐藤信介 ◇仲間由紀恵
 1985年、レコード店で高校生の彰子に「尾崎豊」のLPを貸してくれた
 松岡(伊藤英明)が突然姿を消した。夢だった自分の店を仲間と開くため
 に都会へ行ったのだ。2年後、彼の消息を知った彰子は彼に会いに行くが、
 店は荒れ果て、彼の姿もない。その旅に付き合う事となった同級生(一条
 俊)と共に彼を巡る人たちを訪ねる。◇ここにあるのはいつか夢と訣別し
 なければいけない時。何かにけじめを付けなければいけない時。夢と現実
 に挟まれながら生きる時。そんな時間が流れるのだ。「尾崎豊」の歌が効
 果的に使われる。DVDによくある「未公開シーン」を見てしまったのだが
 削除されるにはそれなりの理由があり、意味が変わってしまい後悔した。


「Love Letter」監督◇岩井俊二 ◇中山美穂・柏原崇
 二年前死んだ恋人の、今は家も無くなっているはずの住所に宛てて書いた
 手紙。いるはずのない、その人「藤井樹」から「私は元気です」という返
 事が届く。それは、同姓同名の中学の同級生「藤井樹」という女性からの
 ものだった。そこから紐解かれる彼と彼女「藤井樹」の記憶。少年時代の
 彼を演じた「柏原崇」がいい。放課後の図書室、風に揺れるカーテンに一
 瞬消えて見える程、儚気な美しさを見せる。少女「酒井美紀」もまた思い
 出の中にどこかに存在した同級生をさりげなく演じている。冬の日の柔ら
 かい逆光で撮られた映像は、ややもすると感傷過多に陥りやすいが切ない
 記憶を辿るには最適か。二役を無理なく演じた中山美穂もまた若き魅力が。


[PR]≪占い奇跡の恋愛術≫初回無料:幸せな結婚へ導きます。本格結婚鑑定