こちらは「othersレビュー」のpage1です。
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新旧入り混じった構成になっています。好きなシーンをボールペンでイラストにしてみました。
イラストをクリックすると少し大きなものがご覧頂けます。
文中、敬称は略させて頂いてます。よろしくご了承ください。
 


「Kit Kat」◇鈴木杏
 このCM、とても大人っぽくなった杏ちゃん。唇が魅惑的です。それをもちろん
 狙って撮っているのだろうから、思う壷なんですが。目、鼻、唇にかけてのライ
 ンが石膏像を思わせる。春に映画「花とアリス」が公開されるそうだ。このタイ
 トル、どうにかならないんでしょうか。いかにも、過ぎてちょっと敬遠されるの
 では?岩井俊二監督。さて、この鈴木杏ちゃん、確実に一歩ずつ成長して来てま
 すね。ドラマ「青い鳥」で初めてお目にかかったのですが、けして子役ではなく
 すでに一人の女優さんでした。だからか、まさかの豊川悦司との結末。「六番目
 の小夜子」でのあっかるい表情。他ドラマや映画(青の炎)でも脇にまわっても
 堂々とした存在感。どんな風に伸びるのだろうか。しばらく目が離せない女優。


「未成年」◇柴田淳
 04年1月28日発売シングルCD。傷付き易く脆い少年達の心情を歌にしている。
 「抱きしめてよ 痛いほど。鼓動を感じるくらいに強く。耳を済まし 向き合っ
 て ぼくらの魂の悲鳴 聞いて」という詩をそのまま受け止めれば、なんて甘い
 んだと思う。自分達だけが傷付いているんじゃないぞ、と。しかし、この歌はそ
 んな彼ら彼女達に背を向けてしまった大人たちを表現しているのだ。何故君たち
 の傷みに気が付かなかったんだろうか、と。声を聞けば救えた魂があったはず。
 抱き締めれば流す涙の意味は変わっていたはず。そう聞くとこの歌は別の広がり
 を持つ。しばじゅん、侮り難し。何かでクローズアップされれば一気にブレーク
 する人。しかし知っている者だけで楽しみたいとも思うのは複雑なファン心理。


「色気と殺気の混在する男」◇オダギリジョー
 「仮面ライダークウガ」を見た時にはここまで生き残るとは思いもしなかった。
 「さんま御殿」に出た時には、そこらの女優さんよりも顔が小さいのに驚いた。
 そうしている内にどんどんオダジョーは自分の世界を作り上げていった。「初/
 体/験」では軽い男。「嫉妬の香り」での危ない男。「サトラレ」の普通(!)
 の男。「ぼくらはみんな生きている」では事故で赤ん坊から生き直す男。「顔」
 「新撰組!」のどれにもオダジョーとして存在している。周りに漂うのは「色気
 と殺気」。そこに目を惹き付けられてしまうのだ。「あずみ」での美女丸も彼で
 なければあの美しさと狂気は出なかっただろう。楽しみながらいろんな顔を見せ
 てくれるのだ。一体次は誰を演じるのか。どんな顔を見せるのか、楽しみたい。


「田中麗奈」◇ドラッグストア・ガールのプロモーション
 04年2月公開の映画「ドラッグストア・ガール」のプロモーションで金沢に。
 地元メディアのインタビューをこなし、テレビ局に。田中麗奈さんを初めて知っ
 たのは「なっちゃん」のCMで。可愛らしかったですね。その後「がんばってい
 きまっしょい」のビデオを見てなんて芯の強そうな女優さんだと思いました。以
 降「はつ恋」で母親の昔の彼(真田広之)を振り回すとても可愛い少女を演じて
 いました。けっこう思い切りのいい演技をする女優さんなのでコメディにぴった
 りだと思っていたら、今回のこの映画「ドラッグストア・ガール」。とても楽し
 みです。そしてローカルテレビ局恒例のサイン(今回は色紙ではなくパンフ)プ
 レゼント!さぁ、このイラスト入りのハガキでゲットできるでしょうか。楽しみ。


「花縄〜かじょう◇作 小池一夫 ◇絵 森秀樹
 「新・子連れ狼」のコンビによる時代劇。晩年の長谷川平蔵(鬼平)が惚れた男
 は元力士の玉椿花太郎。横綱選びの四人勝ち抜きの前の晩に、このまま横綱にな
 れば捨てられると思った女が痺れ薬を玉椿に飲ませる。十日も身体が動かなくな
 った間に別の大関が横綱になり、玉椿は女を責め続けた。それを悔やみ女は自ら
 死を選び、その事で自分を責めた玉椿もまた大川に身を投げようとする。そこを
 通りかかったのが鬼平なのだ。病でやがて死にゆくであろう鬼平。その命を継ぐ
 ように鬼平をおぶり押し込みの現場に走る玉椿。縄をかけるのは自分の心にか。
 図らずも罪を犯した者にかけるのは花の縄。小池作品のまさしく王道を行く時代
 劇である。森秀樹の絵も違和感なく江戸の町や市井の人々を再現している。


「LOVE&HONESTY」◇BoA
 CCCDを売らんがための初回限定でDVD(3曲分)付。DVDが欲しくて買いました。
 クリップ集の発売が未定なので。でもアルバムは良かった。タイトル曲はBoAが
 日本語で作詞。言い回しなどで多少は修正が入ってるらしいが、明るくて、いい
 ナンバーに仕上がっている。一曲目はズド−ンと来るロック曲(これがクリップ
 にある「Rock With You」。色を抑えて歌うシーンと格闘系ゲームを思わせるシー
 ンとが交互にテンポよく切り替わる。イラスト)。バラードやシンプルな曲、ダ
 ンサブルなナンバーまで、実にバラエティにとんでいるし、歌いこなすBoAの歌
 唱力にも圧倒される。PVで「No1」の韓国語バージョンが収録されているが、映
 像は「東京→新宿」のまま。日本でもNo1になる!という気迫がある。世界でも!


「蹴りたい背中」◇綿矢りさ 芥川賞受賞おめでとうございます!
 ハツは高校に入ってから余り物になっている。自分が選択した孤独だと信じて。
 お義理で入れてもらったグループには別の余り物の、にな川が。授業中に彼が読
 んでいた女性誌にはハツがロケで見た事のあるモデルがいた。それを呟いた事か
 ら、彼、にな川の世界に触れる事になっていくハツ。「さびしさは鳴る」という
 書き出しはすっかり有名になったが、何気に開いたページにも彼女の感性が光る。
 「仲間という言葉はわさびみたいに鼻にツンときた」など。けして分り合えない
 だろう二人の心の中の孤独。ハツは孤独の部屋をきちんと持っている「にな川」
 にある種の嫉妬を感じているのか。それはまるで、黙々と動くアリをただただ踏
 みつけたい小さな子供のように、彼の背中を細い小さな足の指で蹴るのと同じだ。


「LEE 2月号」◇森高千里(女性誌インタビュー)
 ファンクラブの会報などではプライベートの事も話してくれていた森高さんです
 が、第二子出産後に語るのは初めて。しかも夫江口についても。「愛した分愛さ
 れたい」と思っていたが、今は愛情を与える事で満たされる、という言葉に「母
 」を感じる。語弊があるのを承知で言えば、それは母親でなければ実感できない
 言葉だと思う。父親とは違う。ありきたりだが、自分から新しい命が生まれると
 いう経験が出来るのは女性だけ。いくら立ち会い出産(私は反対)で疑似経験が
 出来てもそれは根本が違う。そして森高さん。少しふっくらとはしたけど、変わ
 らず綺麗です。やはり家族が優先なので復帰はまだまだだそうですが、いいや。
 こうなったらとことん待ってみようと思う。何だか素敵な世界が広がりそうだ。


「スーパーDVDカップ」◇吉井怜 風味2/2
 ローソン限定のエースコック「スーパーカップ」にDVDが付いたやつ。とりあえ
 ず買った。とりあえず見た。怜ちゃんがカップ麺の作り方を伝授してくれます。
 グァムから。3分待つ間に射撃場で拳銃を撃ちます。(撃ってみたい!)その後
 教会に行ったり海で波と戯れたりします。つまりイメージビデオですね。でも肝
 心の怜ちゃんのは6、7分かな。後は「バレットモンク」(チョウ・ユンファ)の
 プロモーション映像やNY旅行の映像など。つまり新しいCM展開なのだ。カップ麺
 のフタにDVDが収まってる。「磯山さやか」「朝倉えりか」の3人でそれぞれ2
 種類、計6種ある。400円程度なのでこんなものでしょうか。でもイメージビデ
 オの、無言で海辺を走るシーンが延々と続くなら、こっちの方がいいかも。


「全日本チャンプ!」◇安藤美姫
 本当にまさかこんなに早く全日本を制するとは思わなかった!このイラストより
 もご本人はすらりと手足が長いっ。まだ16才だ。それでも堂々と世界で闘える。
 女子でジャンプ力を出すには、例えばかつての伊藤みどりのように立派な太もも
 が必要だと思っていた。しかし、この美姫ちゃんはそんなに足は太くない。つま
 り天性のバネがあるのだろう。どんなに努力しても手に入れる事の出来ない、持
 って生まれた身体能力。それを厳しい練習で伸ばして行ったのが現在の力。まだ
 まだ伸びる。表現力も伸びて行ってるので本当に将来が楽しみな選手だ。ジャン
 プの精度を高める事が出来れば末恐ろしい選手になる事は間違いない。3月に、
 ドイツで行われる世界選手権が非常に楽しみ。2年たっても18才だよ、まだ!


「どこかで誰かが見ていてくれる」◇福本清三 小田豊ニ
 斬られ役一筋45年、代表作なしの大部屋俳優「福本清三」のインタビューの聞き
 書きが本書である。代表作が定年(東映の契約社員)後にいきなり出来てしまっ
 た。天下のハリウッド映画「ラストサムライ」だ。トム・クルーズを監視しなが
 ら、やがて彼を警護する寡黙な老剣士。ボブと呼ばれている、その人だ。15才で
 東映に入り大部屋俳優となる。映画を愛してやまない彼の口から語られるのは、
 かつて時代劇全盛の東映。そしてやくざ映画に、テレビに時代が移るに従い、廃
 れていく情熱を持った映画作りの事。大部屋俳優として使い続けてもらう為に少
 しだけ目立ち、どんなに痛い思いをしてもそれを感じさせない事などが関西弁で
 ひょうひょうと語られる。けして偉ぶらず楽しみながらこなした仕事に心動く。


「BODYの美しさ」◇吉岡美穂
 最近はバラエティやドラマにも進出している、元レースクィーンの吉岡美穂。
 この人の身体のラインは本当に綺麗だと思う。イエローキャブとは別の美しさで
 あり、また別のフェロモンが漂っている。写真うつりなどを見ても絶対にグラビ
 ア向きだ。しかし、活躍の場を広げるとどうしてもグラビアが少なくなる。年齢
 的なこともあるのか、露出(見せるということではなく)が減っていくのは仕方
 のない事なのか。ただ、残念な事にバラエティではさほどの頭の回転が見られな
 いし、ドラマでは相当無理があるように感じる。どこかで何かが吹っ切れれば、
 いい素材だと思いますが。画面で「あ」と思わせる光があるのは、やはり綺麗な
 お嬢さんだからでしょうか。確か関西の人だったと思う。関西弁でどう?


「氷川きよし」◇氷川きよし
 テレビで触れようかと最初は思ってましたが。「旅の香り・・」で。でも20日の
 「日本有線大賞」を受賞されたので、急遽こちらに。というのはその番組を見て
 いなかったので、レビュー出来ません。スポーツ紙で詳細を知りました。本当に
 よかったですね!歌だけではなく、どんな番組も真摯な態度でいる姿はとても好
 感が持てる。以前「たけしの誰でもピカソ」という番組に出た時に、今でもボイ
 ストレーニングを欠かさない理由を話していた。買ってもらったCDと同じ歌い方
 で、ステージに立つ為だとか。けして勝手に作り替えずに。だからファンがつく
 んだろうなと感心しました。そんな氷川くんが有線大賞を射止めたのは嬉しい。
 「あゆあゆ」だけではなかったんだぞ。きちんと演歌を歌い続ける彼に拍手。


「神戸ルミナリエ」◇ヴァレリオ・フェスティ
 2003年は12月12日から25日まで神戸市中央区旧外国人居留地界隈から東遊園
 地までで開催されている。元は東京(ミレナリオ)で開催される予定だったが、
 神戸の震災の慰霊と励ましを込めて神戸で開催される様になったらしい。この時
 期、写真やニュースなどの映像で目にされる方も多いかと思いますが、これは、
 ぜひともご自分の目で見て下さい。この立体感は写真、映像、イラスト(笑)で
 は決して伝えきれません。実物を見た後でなら、あ、こうだったなと思えますが。
 しかし大変な混雑です。元町から三ノ宮にかけてですが、一旦三ノ宮の方まで歩
 いてその後また元町まで歩いて戻ります。もちろん行列で。歩きの一方通行です。
 東遊園地では少し廻ってトイレ側から入ると楽に入れます。この絵じゃだめ?


「あらしのよるに」◇きむらゆういち ◇絵=あべ弘士
 小児科の待合室で、娘がたまたま「これ、読んで」と持って来たのがこの絵本。
 面白い!傑作だ!こちらの方が熱中してしまいました。帰ってすぐ検索したら、
 絵本ではかなり有名な名作らしい。ある夜、嵐を避ける為に小屋に避難したのは
 一匹のヤギ。そこへもう一匹避難して来た。こつんこつん、という音から、同じ
 ひづめを持つ仲間と信じたヤギが、暗闇で話し掛けたのは足を怪我してつえをつ
 いたオオカミだった!暗闇の中で、しかも風邪をひいて鼻が効かないふたりの
 珍妙な会話が始る。お腹が空いたふたりはそれぞれの好物のある場所まで一緒な
 のを驚く。好物は違うけど。もう、はらはらドキドキ。サスペンスですよ!立派
 な。最後の一言が気になってたら、シリーズ化されてた。イラストはイメージ 。


「NANA」◇矢沢あい
 「ブラスト」のヴォーカル、ナナが東京に向う列車で知り合ったのは偶然同じ名前
 を持つ奈々(ハチ)。微妙に交錯していく二人の生きていく様が描かれている。
 区分するなら「少女マンガ」。コミック紹介は似顔絵を描かないと言いましたが
 この「NANA」は絵の魅力が作品を大きく引っ張っているので、その一部を切り
 取って描いてみました。とにかく綺麗な絵です。一こま一こまが素敵なイラスト
 です。きちんとキャラ(性格)が描かれてるので、ある所は共感もし、反発さえ
 できる。起きる出来事や心情は実にリアル。ファッション誌から出てきたような
 スタイルも見事。愛し続けなければ生きていけないハチ。微妙な嫉妬を感じる、
 ナナ。どう決着をつけるか非常に楽しみな作品ですね。  


「るび色の×××」◇愛葉るび
 「愛葉るび」さんの写真集です。ご本人はいわゆるR18アイドルですが、この
 写真集は一般書扱いですので紹介します。身長が147cmと非常に小柄ですが
 そう感じさせない魅力に溢れています。ロリータ系、妹系という枠で前半は展開
 されていますが、後半はその枠には決して収まりきれないスケールの大きさを感
 じさせてくれます。楽しそうな笑み。何かを含んだ笑み。小悪魔の笑み。色々な
 想いを笑みで表現できる女性です。現在の活躍の主舞台はビデオですが、様々な
 企画に挑戦している姿から、やがてもっと色々なメディアで「愛葉るび」さんを
 これから目にする事ができると思います。グラビアでの彼女は、また素晴らしく
 可愛い。2nd写真集も楽しみである。  


「ワールドカップバレー◇2003」◇全日本女子バレー
 残念ながら今大会で3位以内に入れず、アテネはお預けである。来年の世界最終
 予選に期待を寄せたい。吉原(敬称略)、佐々木、竹下、高橋、杉山、栗原、
 佐野、大山。その他各選手の頑張りに、まずは拍手を送りたい。ベテランと若手の
 バランスの取れた、いいチームだったと思います。来年はどんな布陣になるか
 分りませんが、まずは「アテネ」への夢をつかみ取って欲しいです。
 そして、大山選手。味方サーブをネット越しに待っているあなたはとてもとても
 美しかったです。汗に濡れた髪で獲物を待っている姿。ぜひ「アテネ」でも見せ
 て下さい。聖火が貴女達を待っています!
 プレッシャーを打ち砕く若い力と経験の力の結集で。  


「リアル」◇井上雄彦
 「バスケットボール」である。しかし勿論「スラムダンク」の続編ではない。
 「車イスバスケ」。主要人物は三人。戸川、野宮、高橋。走る事に喜びを感じた
 少年時代に骨肉腫で片足切断した戸川(三巻で彼しか車イスに乗っていない)。
 たまたまナンパした少女を事故で車イスに追いやった野宮(彼は戸川の車イスを
 すごい武器だと思っている)。突然の事故で脊髄損傷して排泄してもその感覚すら
 失くした高橋。それぞれの現実(リアル)に目を逸らす事など出来ずに闘わざるを
 得ない彼ら。一巻出ると最低でも続けて三回は読み直してしまう。一年に一巻の
 出版ペース。十巻は出ると思うので後七年か・・。「バガボンド」が完結すれば
 ペースが上がるのか。妙に「本城ふみか」がいい。  


「僕の中」◇桜こうたろう ◇絵=にしかわたく
 某サイトで読んだ彼の書き込みで感じたまま、まっすぐな詩集。
 挿し絵ではなく全編を通して描かれるイラストも「僕の中」の世界を構築
 している。私のお気に入りは中頃の4コマで表現したもの。
 そして、左のイメージイラストの「ローバーミニは緑色」。
 全体を通して出てくる「僕の人」が、いろんな想いを巡らせてくれる。
 彼は他に音楽活動や芝居もしているらしい。どこかで「桜こうたろう」の
 クレジットを見たい。
 次作も期待したい。イメージが固定しても困るので次は別のイラストレーターで。