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こちらは「テレビジョンレビュー」のpage6です。
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 page2は→ page3は→
page4は→ page5は→
新旧入り混じった構成になっています。好きなシーンをボールペンでイラストにしてみました。
イラストをクリックすると少し大きなものがご覧頂けます。
文中、敬称は略させて頂いてます。よろしくご了承ください。


「幸せになりたい!」◇深田恭子
 幸せになりたい、と願うだけでは幸せにはなれない。その為の努力がいる。幸せ
 に向かって一歩を踏み出さなくっちゃ!テレビ局でのドラマ作りを舞台にしたド
 ラマ。おそらく残念ながら視聴率はよくなかっただろう。それでも面白かった。
 浅田ひかりという深田恭子。すっかり復活を果たした松下由樹、徹底して情けな
 い谷原章介、これからの注目株になる滝沢沙織。確かにドラマ自体もいい出来と
 は言えないのだが、それでもこういう前向きドラマが好きなのだ。人の心に触れ
 てくるドラマ、それがわたしにとっては良いドラマの基準。どんなに人気があっ
 ても全ての人々に受け入れられるわけではない。誰もがそっぽを向くドラマもな
 いだろう。わたしは自分の心に触れて来るドラマをただ待っているだけなのだ。


「女王の教室」◇天海祐希
 6年3組の担任になったマヤは徹底した成績史上主義でクラスを支配する。それに
 疑問を呈した和美はマヤに目を付けられ闘う事を余儀無くさせられる。マヤはク
 ラスに君臨する女王なのか。別の目的があるのか。このRPGでのボスキャラ/マヤ
 は手強い。子供達の弱味を握りスパイを送り込む。成績アップという餌で母親た
 ちを味方につける。マヤの繰り出す課題をクリアしていく和美たち。子供たちの
 持っているアイテムは「友だち」だけ。友だちに頼るのではなく友だちと手を取
 りぶつかって行くのだ。マヤの向こうにいる、本当の大ボス、「大人社会」と闘
 う為に。闘う手段と方法を敵キャラに学びながら。怯えてばかりでは何も始まら
 ない。その大きな目を見開いて、本当の敵が誰なのか何なのか見極めなければ!


「怪談新耳袋(第4シリーズ)〜訪問者」◇黒川芽以、山本彩乃
 女子高生のアイ/黒川は学校を休んでいる友人のサキ/山本が気になっていた。サ
 キはまだ帰らぬ母を待ちながら不安な時を過ごしていた。突然鳴り響く呼び鈴!
 しかし外に誰かがいる気配もなく、窓から覗くとそこには、まるで血の塊のよう
 な真っ赤な女性が。玄関ドアの上の窓から姿を現わす恐ろしい形相の女性を見張
 るように身じろぎも出来ないサキ。続けて学校を休んだサキを心配して訪れたア
 イの目に写ったのはドアノブにべっとり付いた血-。わずか5分で話を完結させる
 見事な出来栄。第4シリーズは狂言回しとして黒川芽以を配役。時には大人っぽく
 見える彼女の魅力にもまたハマっていく。思わずニヤリとさせられる「お初天神
 の幽霊」やコミカルな「あいさつ」、悲しい「ねぼけ眼」怖い「獣の臭い」など
 お気にな作品が多い。「ふたりぼっち編」「三人来るぞ編」に収録されている。


「電車男」◇伊東美咲、伊藤淳史
 元となった掲示板での事にも映画にもコミックにも興味は全然なかった。特に映
 画での髪を切ってスーツを着たら良い男に変身!といううさん臭さには閉口して
 いたし、掲示板の怖さも知っているし。しかしドラマでは伊藤淳史が演じるとい
 う自然さに惹かれて見てみると。これが非常にいい。恋する事の喜びや切なさ、
 どきどき感が凄く感じられる。また電車男と呼ばれる事になった主人公を応援す
 る気持ちが自然に沸いて来る。これはまるでスポ根からのサクセスストーリー。
 その為にヒロインには美しくても全く嫌味がなくただ純粋に人と接する事が出来
 るキャラが設定されている。そのままの雰囲気で伊東美咲が演じている。兄を疎
 んじながらも少し変化した妹の堀北真希、派遣OLの強烈キャラの白石美帆も好演。


「いま、会いにゆきます」◇ミムラ、成宮寛貴、武井証
 ドラマ初回を見て感じた違和感。澪が死んで1年後に姿を現わし、子供である佑
 司がそれを素直に信じたとしても大の大人の巧が信じる不思議さ。どんなに巧が
 澪を待っていたかが伝え切れていない。絵本を読んでいればその結末である第2
 の別れがある事を知っていながら、何故佑司は子供のわがままを出すのだろう?
 自分を覚えていない悲しさよりも蘇った母親を愛しく思う気持ちの方が強いので
 はないだろうか。駄々をこねるよりも顔は笑って隠れて涙を流す方がドラマとし
 ても良いんじゃないか。劇場版は贅肉をすっぱり切り落としているので分りやす
 い。あえて巧、澪の両親を出さない事で家族は一つとして演出されている。連ド
 ラのきめ細かさが、逆に足枷になりそうな気配を感じさせた初回放送分だった。


「05夏ドラマ」◇平山あや
 05年夏ドラマは結構個人的に期待してしまうドラマが多い。映画から続く「海
 猿」は男の世界が描かれそうだからきっと見る。そこから消えたチビノリダーこ
 と伊藤淳史の「電車男」は好きな役者だから見る。「いま会い」も一応見る。勿
 論「がんばっていきまっしょい」も「ドラゴン桜」も要チェックだ。「女王の教
 室」は支配的な教師と対決するという番宣通りなら期待。相手の小学生役に「雨
 鱒の川」で綾瀬はるかの少女時代を演じた志田未来に注目している。で、実は目
 立たない存在である金曜深夜のドラマ「はるか17」というのにかなり期待を寄せ
 ている。原作はコミックらしいが芸能プロのマネージャーとして就職した女子大
 生が17才のアイドルとして売り出される話。女優として買ってる平山あや主演。


「流星花園〜花より男子〜最終話まで」◇バービー・スー
 きちんとした告白も出来ないまま、くっついたり離れたりしていた道明寺とつく
 しの前に最大の試練が!それは自分の子供さえ事業拡大の駒にしか考えない道明
 寺ママ。その存在が逆に二人にとっては愛を確信するきっかけにもなる。虫けら
 同然の雑草、つくしは勿論道明寺ママになんか負けない。何ったって道明寺司さ
 えグー!で殴るくらいだから。そんなつくし/バービー・スーはF4よりも芸歴が
 古くて(SOSという姉妹ユニットで活躍。彼女は大Sと呼ばれている)撮影現場
 ではお姉ちゃんと弟たち、という雰囲気だったとか。この大S、大男のF4に囲ま
 れて尚一層小さく可愛く見える。黒いロングヘアが風にさらさら〜っとなびく姿
 にどきどきする。で、お腹がぽっこりと出たちょっと幼児体型だったりもする。


「流星花園〜花より男子」◇ジェリー・イェン
 日本の漫画がアジアで人気なのは有名。特に台湾では日本の少女漫画が街に溢れ
 ている。その中でも人気作の「花より男子」を台湾でドラマ化したのが本作。登
 場人物がそのまま日本人の名前に違和感を感じていた。しかしよく考えれば「つ
 くし」という名前を「マギー」に変えてしまえばそれは「花より男子」ではなく
 なる。学園を牛耳るF4というお金持ち坊っちゃんたちの頭の悪さに辟易して、し
 かもそのリーダーである道明寺という男、おバカでかっこいいとも思えなかった。
 ところが見続けると段々かっこよく思えてくるから不思議だ。絶対メゲないつく
 しのバービー・スーが可愛いというのもあるが「オレ様」と自分を呼んでしまう
 道明寺、かなり可愛い。で、本人の声(高い)よりも吹替えが気に入ってるのだ。


「アタックNo1」◇上戸彩
 最終回を前にしての感想としては、このドラマは失敗作だった。「エースをねら
 え!」の成功を引きずった為に中途半端になった。「エース〜」は原作の根底に
 流れる哲学的なセリフをそのまま喋らせる事で独特な空気を創った。「アタック
 〜」にはそれがないのに無理に精神的なものを付け加えた為に強くもなさそうな
 のにインターハイで準優勝までしてしまう。原作にある魔球などの荒唐無稽な展
 開にすれば面白かったのに。リアルなバレーにこだわるのならもっと試合で魅せ
 て欲しかった。クイックやフェイント、バックアタック、移動攻撃などカメラワ
 ークや演出一つで見せ場は作れたはず。タイトルバックでの演出が何故出来なか
 ったのか。試合で盛り上がればもっと面白くなったはずなのに残念な出来だった。


「月桂冠『月』」◇木村多江
 最近またよくテレビで見る様になったと感じる「月桂冠『月』」のCM。津田寛
 治演じる夫が、花屋で働く(経営しているのかも知れないが)妻の姿を見かける
 という事で妻の新しい姿(魅力)に気がつく…というもの。その奥様を演じてい
 るのが木村多江。この人は常にニュートラルな状態にいる。そこからローギアで
 引っ張るのかセカンドからトップギアで突っ走るのか、様々な表情を文字通り自
 由に演じる事が出来る女優。それが木村多江。慎ましやかな人妻。嫉妬に狂う女
 性。頼れる隣人。ただ隠し切れない大人の女性の色気はそこはかとなく漂わせて
 いるのだが。霊が見えてしまう隣人を演じている「雨と夢のあとに」でも素敵な
 存在感を醸し出している。先頃、実生活でも人妻となられた。どうぞお幸せに!


「Fanta! そうだったらいいのにな」◇小松彩夏
 男子中学生の妄想の世界なのである。水着のグラビアアイドルの写真を撮るプロ
 カメラマンになっている「僕」。女の子の水着姿なんて恥ずかしくて、ちらっと
 しか見れない「僕」なのに、プロカメラマンになろうもんなら「凝視」しますか
 ら!こんなくだらない事ばかりを授業中に妄想しちゃってるのが男子中学生なの
 だ。思い返せば自分だって似たようなモンだ。授業に身が入らない時には妄想に
 行っちゃってた。このファンタのCMは前シリーズでは中学生ならだれでも付けた
 だろう先生のアダ名、それをそのアダ名をストレートに擬人化するという逆の発
 想が楽しかった。今回の妄想編もまた次の話が楽しみになる作りをしている。ち
 なみにこのCMでのグラビアアイドルはセーラーヴィーナスだった小松彩夏さん。


「生き残れ」◇佐藤寛子、阿部寛、塩谷瞬
 東南アジアのマラッカ海峡を通る日本の貨物船が海賊に襲われる。狙いは積み荷
 のアルミインゴッド!乗組員をボートに移す時に抵抗にあった海賊一人も海に転
 落してしてしまう。船長の判断で助けられたその男は日本人だった-。これは最
 近起こった海賊事件をヒントに創られたものではなく、実は脚本は3年も前に仕
 上がっていてロケをする度に爆破事件やSARSなどのアクシデントで延期を余儀
 なくされていたのだ。現在起こっている事件と異なるのは乗組員で身代金を取ら
 ない事だろう。武器を携帯しない日本船の警備の不備を指摘する海賊だが、武器
 で抵抗する事で逆に安全が保証されないのも事実だろう。航海士の恋人役で佐藤
 寛子が女優デビュー。清楚さと力強さを感じさせる存在感があり将来が楽しみ。


「トヨタホーム CM おかえり編」◇筒井真理子
 ドラマもビデオに録って見るようになるとCMを飛ばしてしまう事がよくある。リ
 アルタイムで見て初めて良いCMに巡り会えた。「トヨタホーム」のCMだ。未婚
 なのか離婚したのか、仕事に熱中する娘を呼び戻して老夫婦が(とまでは行かな
 いが)家を新築する計画を立てるというもの。それは娘に気遣いなく仕事をさせ
 てやりたいという親心。このCMがとても好き。その娘を演じているのが筒井真理
 子。気になり出すと色んな所で見かける。「着信アリ」では大事な母親役。そし
 て今クールで「タイガー&ドラゴン」とは別の意味で並んで気に入ってるドラマ
 「瑠璃の島」で酒に溺れて脳が緩くなってしまった照明さんの別れた妻としても
 出演。ちなみに照明さんが捜している娘役はニコちゃんこと永井杏(あんず)。


「瑠璃の島」◇成海璃子
 沖縄、八重山諸島の人口50人程の小さな島では子供がいなく、このままでは学校
 がなくなる。イコール島の未来がなくなるという事。親に何度も捨てられ施設に
 入っていた少女、瑠璃が里子ととして島にやって来る-。瑠璃を演じる成海璃子
 がめちゃくちゃ良い。全身で泣き、笑い、叫ぶ。一瞬で表情を変える事が出来る。
 親が子供を捨てる事は出来ても子供が親を捨てる事が出来ない。再婚するから瑠
 璃の籍を抜きたいと言う母。泣いて嫌がった瑠璃も母の「私だって幸せになりた
 い!」という叫びに許してしまう。この子の切なさを親は分るのか!このドラマ
 ではやたらと瑠璃を走らせるシーンがある。頭をやや左に傾けて走る姿にこの大
 人びた成海璃子の12才の真の姿が見えるからだ。緒形拳、倍賞美津子とも豪華。


「sakusaku ver.1.0」◇木村カエラ、増田ジゴロウ
 テレビ神奈川での伝説的番組らしい(知らなかった…)。完全版ではなく、木村
 カエラが新MCとして登場してからのいいトコ取りみたいな本編111分。教育番組
 か?と思ってしまうパペットだが実はとんでもない毒舌。木村カエラも18才での
 初登場だが、そのタメ口から早々と「ため口姫」と呼ばれる。ジゴロウと御意見
 番とのオーディオコメンタリーでは当時のカエラを見て「荒削りな顔」とジゴロ
 ウが評するほど、どんどん木村カエラは可愛くなっていってるのが良く分る。か
 なりバカバカしいのに実は奥の深さを見る側が勝手に感じてしまう不思議な番組
 なのだろう。これをちゃんと見る事が出来る神奈川、及び首都圏(東京?)の方
 は本当に幸せだと思う。爆笑しながらも「みんなでうた」で少し感動したりも。


「N-18」◇村田陽子
 私の地元、石川でのローカル音楽情報番組。深夜枠にも関わらず10年も続いてい
 る。実はこれ以前からの同枠での別番組でインタビューコーナーを受け持ってい
 た村田陽子がそのままパーソナリティーとして「MUSIC ROOM N-18」として始
 まったのだ。金沢でライブをしたミュージシャンがスタジオゲストとして相当リ
 ラックスして色んな事を喋る。そうさせるのは実家の姉チャン的存在の村田がい
 るからこそ。先日放送分では及川光博の富山でのライブ終了20分後、控え室でイ
 ンタビューをしていたがテーブルにカメラを置いて二人でのトーク。そこまでミ
 ッチーが心を許すのは今まできちんとライブを見続け、その違いを的確に掴んで
 いるからだろう。LUNA SEAが初めて出演したテレビ番組としてマニアには有名。


「汚れた舌」◇飯島直子(脚本◇内館牧子)
 「私の舌はしゃあしゃあと嘘をつく-」花屋を経営する千夏は造園の講習を受け
 る為に月に一度金沢の大学に通っている。陶芸家であった父を自殺に追い込んだ
 男が住んでいる街。その男に会ったら刺し殺せと、恨みだけで生きている母。人
 の醜い所をこれでもかと焙り出して来る内館作品は本当の所苦手なのだが。ただ
 救いとなるのはラストにいくらかの希望を残してくれる所。飯島は今まで素で見
 せるきっぷのいい女性を多く演じて来ただけに、女優として新しい顔を見せられ
 るかでこのドラマの成否が決まる。彼女を取って喰おうかという脇には牧瀬里穂
 と森口瑶子。恐ろしいほどの迫力で画面に迫って来る。飯島の「舌」に舐められ
 るのは藤竜也(相変わらず渋い)と加藤浩次。壊れた母、松原智恵子も又凄い。



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